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芸術の秋-佐藤卓氏編-
秋といえば芸術!
という訳で、すっかりミーハーなノリで、
東京芸術学舎の大学生になった私。
先々週には、第一回目の受講をして参りました。
講師はアートディレクターとして第一線で活躍されている、
佐藤卓さん。
有名なアートワークといえば、
“ロッテクールミントガム”
“キシリトールガム”
“おいしい牛乳”
どれもこれも目にした事があるメジャーな商品ですね。
特に面白かったのが、“ゼナ”のパッケージにまつわる逸話。
業界内では有名なお話らしいのですが、
ゼナを作っている某製薬会社の偉い人が、
アイルトンセナが大好きで、
「商品名はセナ」にしよう。
だとか、「フォーミュラ感溢れるパッケージにしたい」だとか、
我がまま(?)な要求から生まれたネーミングらしく。
そういう我がままを内包しながら、
上手い方向に誘導していけるアートでレクション。
その手法は凄いなあと思いました。
一番印象に残った言葉は、
「付加価値をつける」という言葉や行為は、実は良く無い、という事。
つまり、“付加”しないと“価値”が出ない商品はダメだって事。
成る程ね。
良く考えると当たり前の事なんだけれど、
ともするとやってしまいがちな落とし穴だと思いました。
次回は来週の講義。
楽しみだなあ。
さて、今日は星の手帖社創立50周年パーティ。
阿部編集長や藤井旭さん、村山先生やオビ先生。
久しぶりにお会いできるのでうきうきです。
おめかししなくては。
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