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芸術の秋-佐藤卓氏編-
秋といえば芸術!
という訳で、すっかりミーハーなノリで、
東京芸術学舎の大学生になった私。
先々週には、第一回目の受講をして参りました。
講師はアートディレクターとして第一線で活躍されている、
佐藤卓さん。
有名なアートワークといえば、
“ロッテクールミントガム”
“キシリトールガム”
“おいしい牛乳”
どれもこれも目にした事があるメジャーな商品ですね。
特に面白かったのが、“ゼナ”のパッケージにまつわる逸話。
業界内では有名なお話らしいのですが、
ゼナを作っている某製薬会社の偉い人が、
アイルトンセナが大好きで、
「商品名はセナ」にしよう。
だとか、「フォーミュラ感溢れるパッケージにしたい」だとか、
我がまま(?)な要求から生まれたネーミングらしく。
そういう我がままを内包しながら、
上手い方向に誘導していけるアートでレクション。
その手法は凄いなあと思いました。
一番印象に残った言葉は、
「付加価値をつける」という言葉や行為は、実は良く無い、という事。
つまり、“付加”しないと“価値”が出ない商品はダメだって事。
成る程ね。
良く考えると当たり前の事なんだけれど、
ともするとやってしまいがちな落とし穴だと思いました。
次回は来週の講義。
楽しみだなあ。
さて、今日は星の手帖社創立50周年パーティ。
阿部編集長や藤井旭さん、村山先生やオビ先生。
久しぶりにお会いできるのでうきうきです。
おめかししなくては。
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芸術の秋到来。
秋といえば、食欲。スポーツ。
お月様。そして芸術!
今更ながら芸術校の学生にリターンズしようかと思い立ち。
私の母校である、東北芸術工科大学と、
京都造形芸術大学がプロデュースする
“東京芸術学舎”が10月からオープンするらしい、
という訳で、早速申し込みをして参りました。
芸術大学卒業のOBや一般社会人を狙った講座なのですが、
これがなかなか、興味をそそられる内容。
私がどの講座を受講するのかはまだ内緒ですが、
秋に何をしようかなあ…とお悩みの方、
大人になってからの芸術体験、
そして学生体験などは如何でしょうか。
http://gakusha.jp/
アバター
先日、話題の3D映画、アバターを観てきました。
3Dというと、昔、3DCGを勉強していた私には、
「何を今更、3DCG」という印象があったのですが、
飛び出す3Dの方だったんですね。
飛び出す映画といえば、
10年くらい前に、ディズニーランドで観た記憶。
記憶を辿ると、何か脳みそ直撃級の映像で、
面白いというよりは苦痛だった思い出…。
不安な気持ち満載で映画館へ。
映画館では、立体視をする為のメガネが配られます。
成るほど、最近の立体視は、赤と青のぺらっぺらのメガネではなくて、
かなりしっかりした作りのグラス。
そして上映……。
!!!!!!
まだ上映中なので内容は書けませんが、
久しぶりに、「これは映画館で観ておく映画」だと思いました。
監督と制作者たちの制作に対する情熱が凄すぎる。
クリエイティブな物事を成し遂げること。
そして、それをパーフェクトに成し遂げること。
それがどんなに、根気がいって、大変な事だという事。
監督ももちろん凄いけれど、
人って、たくさんの力をあわせると、
こんなに感動的なものを生み出せるのだなあ。
映画館を出る頃には、
すっかり自分の顔がアバターに成っている様なのめりこみ様でした。
3D映像は人によっては疲れるらしいけれど、
もう、それどころじゃない位良かった。
partoner10-11
一ヶ月ほど、報告が遅くなってしまいましたが、
DC CARDの情報誌、partner(パートナー)、
39頁にて、ニューバランスの足モデルに参加しました。
天文モデル歴は長いのですが、
普通のパーツモデルは初チャレンジだったので楽しい体験に。
天文モデルの場合、
暗い場所での撮影が多い為、露出時間が長く、
イコール、モデルの静止時間も長くなります。
即ち、ものすごく辛い体勢でも頑張ってじっとしなくてはなりません。
現在発売中のカートピアの誌面でも、
ニンテンドーDSソフト、「星空ナビ」を両手に持ちながら、
空を仰ぐ写真は、かなりプルプルきてました。
これは辛い。
そして、
ニューバランスの足モデルも、
ご多分に漏れず、片足を少しあげて固まらなくてはならないという、
結構辛い体勢に。
たかが1カットですが、されど1カットなのですよ。
撮影では、
ディレクターさん、モデルさん、ライターさん、
カメラマン、アシストのみなさん、などなど、
思った以上にたくさんの方々が関わっていて、
緊張感漂う現場でしたが、その結実として良い誌面に仕上がっています。
ニューバランスの感想はというと、
デザイン的には、私の世代というよりかは、
もうちょっと上の世代向けだろうなと思いましたが、
履き心地はかなり良くって、まさにトラベルウォーキング用。
ウォーキングが趣味の母に買ってあげたくなりましたが、
そういえば、まだ買っていなかった事に気がついてみたり。
お詫びに、ママにはクリスマスのリースと、
最近始めた、油絵用の画材を送ってあげました。
あ、partonerも送ってあげようかなあ。
福音
デジタルファインアート界で人気上昇中のSHUさんの作品、
“エヴァンジェル”に詩をつけました。
SHUさんの光あふれる色彩のマジックには何時も感銘をうけます。
今回、作品を見ていて感じたのは、太古からの鼓動、
人間の根源、運命の出会い、といったフレーズ。
TWIN RAYというのは、世紀を越えてつながっている、
運命の人(人という姿とは限らない、運命の精神)。
エヴァンジェル“福音”というタイトル。
高村光太郎の妻、智恵子が亡くなる前に、
レモンをがりりと噛んだ、という作品がありましたが。
ふと、そんな、生死の隙間、愛、レモン、
そんな柑橘系の香りが、一瞬、脳裏に浮かび、消える。
生きる、死ぬ、愛する。
人間の根源を、祝福の歌で表現してみました。
SHUさんの素晴らしい絵に乾杯。
今回は、果てしなく爽やかな官能の歌です。
evangel
遂(つい)に出逢えた。君は 魂の半身(Twin Ray)
祝福の Soleil(ソレイユ)
瞬く間に 調和が満ち満ちてゆく
世紀を越えたSynchronicity(シンクロニシティ)
圧倒的な喜びと、DNAを幾重(いくえ)に紡(つむ)ぎ
枸櫞 (シトロン)が ほのかに香る ただ、一刻(いっこく)。
未完の真実が ヴィジョンとなって
今、私(わたくし)たちは、ひとつと成(な)る。