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海へ還った月をさがして

太陽の軌跡、月の痕跡、そして地球は回る。 美星 - miho -  since - 2007.3.25-
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  • 10/05/01:19

さようなら、春よ。


深き心のわだかまり
桜の花びらに染みこんで
延々と 降り注ぐ

足元の硝子をくぐって

桜が溶け込む
満開の

灰色の 空

さようなら、春よ。
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カテゴライズ


肉塊で在る。
私。

或、一つの、カテゴリ。

唯、君の恍惚とした微笑みの切片に。
ただ 空笑う。

人形で在れば。
泣かないの、かしら。

痛みを覚えども、涙すら忘れて仕舞った。

あたしは、それでも、
人形では、無い。

おえかきのじかん


幼稚園のお絵かきの時間。

まっしろな絵の具 パレットに落とした時の
ふわふわした気持ち どきどきした気持ち

そこに ほんのわずかに 赤い絵の具がまじったら
春色のマーブル模様がひろがって

魔法のように ほっぺたを桜色にした

初めての 絵の具の思い出

鎌鼬

遠き 遠き 春の日に

彼(ka)の 幻は 花びらとなって
鎌鼬(kama i tachi)は駈けめぐり

思い出をさっと 裂きながら
ほろほろと 苦み 匆々(sou-sou)

月明かりの無い、夜に。

私にとって この空間+概念
そう、此処は 海で在る

今宵も 珊瑚の淵に
そっと つま先をひたして

それから
深く 深く潜る

海に還った 月が

きっと見つかるような気がして。
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