[PR]
桜島
気がつけば月日は流れ…。
皆既日食を見た思いでも、既に去年の事の様に感じます。
何時もながら光陰矢の如し。
折角ですので、
皆既日食の後に立ち寄った鹿児島の小咄でも。
福島出身の私にとって、鹿児島は本当に遠い土地。
先祖が九州出身なので、親近感はあるものの上陸したのは初めて。
言わずもがな興奮します。
奄美大島とはまた違った、鹿児島独特の風貌をもった人々。
そして、言葉が温かい。
「桜島が噴火しちょる。」
見れば、
確かに、そこには桜島が堂々と在って、
そうして煙をもうもうと出していました。
あんなに噴火しているのに、
ここでは日常風景なのだといいます。
時に、爆風で窓が割れたりもしたのだとか。
噴煙の多い日には、火山灰専用の袋が配られるのだとか。
いやはや、火山と共生する人々の、
たくましさとおおらかさを感じました。
お約束の、豚料理、焼酎。
これがまたたまらない。
西郷さんが最後に立てこもったという山の上で、
桜島を眺めながら、
どこからともなく落ちて来たカブトムシを拾ったり。
維新の頃にも、こんな夏の風が吹いていたんだろうか。
などと、思ったり。
良い土地でした。
PR
- トラックバックURLはこちら