[PR]
(no subject)
カートピア12月号
ご無沙汰しています。
ブログをほったらかしにして、何をしていたかと言うと、大きな学会にて、大平さんにお借りしたメガスターで、パーティーを盛り上げたりなどなど、後日詳しく書きますが色々充実した日々でした。
さて、ご報告があります!
昨年連載をしていた、富士重工スバルのユーザー誌「カートピア」2009年12月号にて、ドライブ特集の記事を書きました。
今回は、素晴らしい星景写真を撮り続けている武井伸吾さんと、熱い望遠鏡売りのスターライトコーポレーション大沼社長にご協力頂き、素敵な内容になりました。
取材地は福島県滝根町、星の村天文台です。
極寒のハードな取材でしたが、大野台長、大野副台長、そして白河天文台の皆様。本当にお世話になりました!
つかの間でしたが晴れ間に現れた冬の夜空は最高でした。
12月1日より、全国スバルの営業所で無料配布されますので、機会がありましたらお立ち寄りください。
写真は滝根町のあぶくま鍾乳洞です。コウモリにも出会いました。
ブログをほったらかしにして、何をしていたかと言うと、大きな学会にて、大平さんにお借りしたメガスターで、パーティーを盛り上げたりなどなど、後日詳しく書きますが色々充実した日々でした。
さて、ご報告があります!
昨年連載をしていた、富士重工スバルのユーザー誌「カートピア」2009年12月号にて、ドライブ特集の記事を書きました。
今回は、素晴らしい星景写真を撮り続けている武井伸吾さんと、熱い望遠鏡売りのスターライトコーポレーション大沼社長にご協力頂き、素敵な内容になりました。
取材地は福島県滝根町、星の村天文台です。
極寒のハードな取材でしたが、大野台長、大野副台長、そして白河天文台の皆様。本当にお世話になりました!
つかの間でしたが晴れ間に現れた冬の夜空は最高でした。
12月1日より、全国スバルの営業所で無料配布されますので、機会がありましたらお立ち寄りください。
写真は滝根町のあぶくま鍾乳洞です。コウモリにも出会いました。
ちくばのとも
先日、京都に住んでいる友達が遊びに来てくれた。
彼女とは小学生からの友達。
数年に一度しか会えない遠距離親友なのですが、
何年経とうが、会った瞬間に、
まるで昨日まで一緒にいたかの様なテンションになるのは、
相性がいいんだろうなあと思う。
昔、福島の片田舎で自転車に乗ってどこまでも。
田んぼのあぜ道やら、山をのぼったりしてはしゃいでいた二人が、
今日は少しだけドレスアップして銀座。
マキシムドパリに着くと、たまたまカフェがいっぱいで、
私たちはラッキーにもレストランで、
豪華なお茶会を開く事ができた。
最初は調度品に落ち着かなかった二人も、
最後はどこにいるのかも、今、何年何月何日なのかも忘れ、
いろんな過去にトリップする。
小学生だったり、中学生だったり、高校生だったり。
苺のミルフィーユは最高で、
こんな贅沢なタイムマシーンもいいもんだなあと、
二人幸せにひたるのであった。
意外とカフェタイムに、
マキシムドパリを利用するというのは、
大人の贅沢な遊びとして、お手頃かもしれません。
桜島
気がつけば月日は流れ…。
皆既日食を見た思いでも、既に去年の事の様に感じます。
何時もながら光陰矢の如し。
折角ですので、
皆既日食の後に立ち寄った鹿児島の小咄でも。
福島出身の私にとって、鹿児島は本当に遠い土地。
先祖が九州出身なので、親近感はあるものの上陸したのは初めて。
言わずもがな興奮します。
奄美大島とはまた違った、鹿児島独特の風貌をもった人々。
そして、言葉が温かい。
「桜島が噴火しちょる。」
見れば、
確かに、そこには桜島が堂々と在って、
そうして煙をもうもうと出していました。
あんなに噴火しているのに、
ここでは日常風景なのだといいます。
時に、爆風で窓が割れたりもしたのだとか。
噴煙の多い日には、火山灰専用の袋が配られるのだとか。
いやはや、火山と共生する人々の、
たくましさとおおらかさを感じました。
お約束の、豚料理、焼酎。
これがまたたまらない。
西郷さんが最後に立てこもったという山の上で、
桜島を眺めながら、
どこからともなく落ちて来たカブトムシを拾ったり。
維新の頃にも、こんな夏の風が吹いていたんだろうか。
などと、思ったり。
良い土地でした。
奄美の皆既の記録 参
そして、いよいよクライマックス。
皆既の瞬間がやってきました。
厚くたちこめる雲の影を、不安そうに見上げる人々。
しかし、太陽の力は私たちが想像していたよりも、
遥かに圧倒的でした。
雲を透かして、眉月よりも更に、細く。
限りなく細くなってゆく、光。
そして。
歓声があがる中、太陽と月と、
そして眺めている私たち、地球は、
まるで一つになったのでした。
目が慣れてくると、真っ黒い太陽が雲の後ろに、
確かに出現していて。
それはまるで、ささやく様に現れ。
夕景の様に景観を変えた空、海。
そして、
そこを駆け抜けてゆく、夜間モードの飛行機。
(とても午前中とは思えない景色)
ひんやりとした空気。
かつて体験した事もない空間、時間、温度、
神秘、感覚、一体感。
私は汎神論者ではありますが、
これはとても宗教的で原始的な体験だと、
体全部で感じました。
かすかに見えたダイヤモンドリング。
そして、
ゆっくりとまた、日中の明るさが生まれ始め、
太陽もだんだんに、太り始める。
興奮さめやらぬ私たちを、
奄美の暑い夏が、ふたたび歓迎してくれて。
絶好のコンディションではなかったというのに、
全員が笑みをうかべ、
感謝の気持ちでそこに佇んでいました。
同じツアーにいらっしゃった、
天体写真家の藤井旭さんの、撮影道具を、
白川天体観測所の皆さんと撤去しつつ、
来年のイースターは敷居が高過ぎますが、
3年後のケアンズにはいきたいなあ。などと、
すっかりエクリプスハンターへの意欲が高まるのでした。
人生において、
オニキスの様に輝く太陽は、
かけがえの無い思い出となりました。
まだ皆既日食を見た事がない方へ、
心底、見てほしいなと願います。
文字や映像ではとても伝えきれない。
写真は、奄美出身のトロピカルカラーなヤドカリさん。