[PR]
下町のクラゲ
下町に、大横川という小さな川が流れています。
江戸時代の埋め立ての時に出来た運河の様です。
しばらく流れたあと、他の運河と合流し、隅田川に流れ込みます。
その大横川。
桜が綺麗だった時期に、
この河川近くの桜並木を散歩していた時の事…。
桜吹雪が舞い落ちて、
川面を桜色に染める光景を眺めていると…。
静かに流れ行く水の中に、なにやら白いものがぷかぷか…。
じーっと目を凝らしてみると、
なんと水クラゲの群れでした。
真水にクラゲが居るとは、まず驚き。
しかも結構な数。
ふわふわダンスを踊りながら、川下に流されるままのクラゲ達。
優雅でもあり、哀れにも見えるその姿を追っていると、
今度はボラの群れが、クラゲをさっと掠めて、
機敏に泳いでいきました。
海に近い川ならではの風景です。
木場公園の川にも、クラゲの姿を見る事ができました。
神秘的でもあり、少し不気味でもあり。
興味深いクラゲ達。
ところで、
クラゲの数え方(単位)は“桶”らしいのですが、
本当でしょうか?
大横川では、最盛期で、
毎分、20桶くらいのクラゲを見る事ができました。
PR
- トラックバックURLはこちら