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海へ還った月をさがして

太陽の軌跡、月の痕跡、そして地球は回る。 美星 - miho -  since - 2007.3.25-
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  • 05/06/09:57

incanto


おいしいものシリーズが続きますが。

先日、旧フランス大使館へアートの展示会を観に行った帰りに、
ふらっと見つけた広尾のイタリアン。

ふらっと…。
といっても、一人ではなかなか入り難い佇まい。

階段を上った所に、ひっそりと隠れていたこのお店。
店内は落ち着いた雰囲気で、
どちらかと言うと、
お洒落して席に着きたくなる様な、
そんな素敵な空間でした。

その日、母と多摩動物園に行った帰りだった私。
動物園仕様の服で、かなり気まずい…。

気まずいながらも、メニュー開く。

メニューを開いて、まずびっくりしたのが、
メニューの豊富さと、一品、一品のお品書きが、
文学的…詩的な感じで全て表現されていた事。

そして、パスタの種類も驚く程豊富で、
おそらく、全て手打ちなんじゃないかと思われます。

見た事も無いパスタが次々と列挙され、困惑したのですが、
スタッフが、パスタの見本を手際良く運んできてくれました。

さんざん迷った挙げ句に、蝦夷鹿のワイン煮風のお料理をチョイス。

食べてみたら、意外と癖が無くそしてワインにとても良く合う。

困った事に、動物園帰りだったので、
鹿のビジュアルがリアルに浮かんで来る…。
食となって私に力をくれた鹿に、心から感謝しつつ頂く。

お料理も絶品でしたが、ソムリエがきちんと選んでくれるワイン。
これがまた絶品でした。

私は白ワインはあまり飲まないのですが、
この日飲んだ、北イタリアの白ワインは、
今迄飲んだ中でも最高の味わいでした。

すうっと、体の芯に浸透してゆくような。
海の様な味。

あまりに美味し過ぎて、
ワインの銘柄を聞くのを忘れてしまったのが残念です。
酔っぱらいすぎて…。


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オステリア・ラピリカ


お茶の水の、しかも丸ノ内線側へ行くと、
なかなかレストランも見当たらなくって困るのですが。

その中でも、ちょっとお気に入りなのが、
オステリア・ラピリカというイタリアン。

湯島聖堂のすぐ隣に、ひっそりとイタリア国旗が掲げてあります。

一見、なんともない通りにある狭い路地に入ると、
そこは別世界。

どこか異国の可愛らしい路地に迷い込んだ猫になった様な、
そんな素敵な風情があります。

その奥にあるのが、オステリア。

店員さん達が、イタリア語で元気に案内。


先日は、父が入院していてばたばたしていたのですが、
快気祝いで、思い切って一番高いランチコースをチョイス。

正直、前菜〜パスタまではしょっぱすぎて食べきれませんでしたが、
メインの牛煮込みとデザートのティラミスは最高!
これは衝撃的に美味しかった。

もうちょっと味を抑えめにしてくれたら、
ここのランチもかなり良いのになあ。
ベースの味は良いので、ちょっと残念。

とはいえ、お茶の水駅(丸の内)界隈では、
隠れ家的おすすめレストラン。

夜は接待にもいいんじゃないでしょうか。




レトルダムール




先週末、白金台のプラネタリウムバーに立ち寄ったついでに、オーナーイチ押しの白金スイーツを訪ねる。

プラチナ通りを、白金台駅を背に歩いて行くと、
左手にガソリンスタンドがあります。

うっかりすると見落としてしまう(実際私も通り過ぎた)角に、
こじんまりと佇んでいるこぎれいなお店。

レトルダムールのケーキは噂には聞いていたのですが初めて。

チーズケーキベースの、
(お店の如く)こじんまりとして、けれども美しいケーキ。

一口食べると……。
色んな味が物語を紡ぐかの様に、口の奥にまで広がってゆく。

なんて上品なケーキなんだろう!

ケーキの箱を持って、白金台のラ・ボエムに入ったら、
めざとく店員さんが見つけて、
わざわざ「そこのプリンも最高なんですよ!」と耳打ちしてくれました。

数々のスイーツを食べてきましたが、
ここのケーキ、確かにおすすめです。

あ、もちろん、プラネタリウムバーに立ち寄る事もお忘れなく。
週末は、ケーキ屋さんもバーも繁盛していました。

アバター


先日、話題の3D映画、アバターを観てきました。

3Dというと、昔、3DCGを勉強していた私には、
「何を今更、3DCG」という印象があったのですが、
飛び出す3Dの方だったんですね。

飛び出す映画といえば、
10年くらい前に、ディズニーランドで観た記憶。
記憶を辿ると、何か脳みそ直撃級の映像で、
面白いというよりは苦痛だった思い出…。

不安な気持ち満載で映画館へ。


映画館では、立体視をする為のメガネが配られます。
成るほど、最近の立体視は、赤と青のぺらっぺらのメガネではなくて、
かなりしっかりした作りのグラス。

そして上映……。


!!!!!!


まだ上映中なので内容は書けませんが、
久しぶりに、「これは映画館で観ておく映画」だと思いました。
監督と制作者たちの制作に対する情熱が凄すぎる。

クリエイティブな物事を成し遂げること。
そして、それをパーフェクトに成し遂げること。

それがどんなに、根気がいって、大変な事だという事。


監督ももちろん凄いけれど、
人って、たくさんの力をあわせると、
こんなに感動的なものを生み出せるのだなあ。

映画館を出る頃には、
すっかり自分の顔がアバターに成っている様なのめりこみ様でした。

3D映像は人によっては疲れるらしいけれど、
もう、それどころじゃない位良かった。


CHERRY Blockでサラバ

クリスマスに妹夫婦から、2001年のヴィンテージもののワインをいだだきました。
背景は畳だし、テーブルは炬燵なんだけれど、お構いなしに乾杯。
美味しいワインは大人数で、楽しみを分かち合いながら。


更に贅沢にも、取り置きしておいたムートンと飲み比べ。

ムートンは栓を抜いてしまってからだいぶ日が経っていたので、枯れに枯れた味に劣化していたのですが、それでも燻し銀の味わい。
CHERRYは時期的にもベストで、良い感じの重厚さがあり、かなり美味しかった。心に残るワインです。



ワイン三昧の内に、今年も終演。


穏やかで私にとってはかなりよい一年でした。これも、何時も見守ってくださっている皆様のおかげ。


ありがとう。新年に幸あれ!


美星-miho-

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