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海へ還った月をさがして

太陽の軌跡、月の痕跡、そして地球は回る。 美星 - miho -  since - 2007.3.25-
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  • 05/08/01:59

奄美の皆既の記憶 壱




いよいよ皆既日食当日、待ちきれない人々が、
5時頃にはもう床を抜け出して、場所取りに励んでいます。

私たちが観測地に選んだのは、
コーラルパームスという小さなホテルのお庭。
2分もかからず奄美の海へ直行できる素晴らしいロケーション。


早朝から少しずつ曇りはじめた空を仰ぎ、みなでため息と、やきもき。

あと数分で皆既が始まる頃になると、
皆、もう祈りを捧げながら、頭上ばかり気にするのでした。



誰かが「欠け始めた!」と叫ぶと、
みなで思い思いに、双眼鏡や日食サングラスをかざします。

太陽の下には、意地悪をするかの様に、
濃淡様々な雲が、たちこめていて、
残念ながら日食用サングラスでは透過率が低過ぎて、太陽の姿を拝めず。

目に良くはないのですが、仕方無しに、
ドルチェ&ガッバーナのサングラスのお世話に。

ああ、本当だ!
太陽が三日月の様に欠けてゆく。

そうして、
向こう側に見える海は、どんどん潮が引いてゆき、
奇跡の瞬間への気持ちをあおります。
目の当たりにする、月の引力。


やがて、空に濃紺色の影がやってきました。
どんどん、影は明るい空を埋めてゆき、
あたりは真昼だというのに、まるで残照の様な風景へ。

空気もひんやりとしてきて、
先ほどまでのうだる様な暑さが、しんと引いてゆく。

もう、居てもたっても居られずに、
ざわめく人々。


しかし、
雲は相変わらず、じらす様に、
太陽の光を、ちらちらとさせるのでした。

つづく。


写真はホテル近くの海岸のロケーション。


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皆既日食前夜

皆既日食
先日、世紀の大イベントと謳われた、
皆既日食を見に、奄美大島へ。

通常ではありえない人数が、島に上陸した為に、
ホテルはもはや満室。

私たちのツアーは、ホテルの宴会場にビニールシートを敷き、
そこに布団を敷くといったもの。
けれども、常夏の島でのキャンプよりかは、
贅沢な宿泊でした。



2000人も入ると言う大衆浴場の込み具合には辟易したものの、
奄美の島人が、目にクマをこさえて、
何日も準備して下さった真心が染みました。

「不自由のお詫びに」

といって下さったのが、
手作りの黒糖焼酎“エクリプス”仕立て。

海岸で拾って来てくれた、美しい貝殻付きです。

日食を控えた前夜、
美味しい豚肉と、焼酎をこれでもかと流し込み。

祭りの様な夜を祝う。

ホテルから少し離れると、
波の音と、そして、天の川。

しんとした南の夜が、
来るべき瞬間を、厳かに祝います。


ああ、今夜は晴れているのに。


足元のハブの気配と、雲行きに、少しの緊張。

続きはまた今度。

写真は、皆既中の空。
昼の11時とは思えない、残照の様な神秘的な空。
そして、海。


日食用グラス、御礼。


気がつけば、
もうすぐ、待ちに待った日食。

7月22日、11時前後に全国的に太陽が欠けて見える様です。

詳細は、国立天文台のホームページでも紹介されています。

以前ご紹介しました、私デザインの日食用サングラスも、
おかげさまでバカ売れです!

もう、数千個売れたそうで、
在庫も日に日に少なく成っている様子。

まだご購入されていない方は、お早めが良さそう。

スターライトコーポレーションの通販や、
東京白金台のプラネタリウムバーでも手に入ります。


ちなみに、私は上海に観に行く予定でしたが、
幸運にも奄美のツアーに申し込む事が出来ました。

いずれレポートをアップしたいと思います。
ああ、楽しみ過ぎる。


Cartier APOLLO 11

アポロ
先日、東京国立博物館で開催中の、
「Story of・・・」 カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶
特別展に行って参りました。

カルティエといえば、フランスを代表するジュエリーブランド。
残念ながら、私は一つもアイテムを持っていませんが、
本物を目撃する事は大事!とばかりに博物館へ。

それにしても、博物館でカルティエを物色(?)という行為に、
なんとなく違和感を感じたりもしましたが、
よく考えると、博物館では、
遺跡から発掘された宝飾品や、貴族の絢爛な宝石を展示したりする事は、
よくある事。

カルティエというブランドが、
現代も、リアルタイムで展開しているので、
何か変な感覚を覚えたのかも知れません。

最近流行の、美術館で漫画の展示会、とか。
ああいうのも、最初は違和感があった様な感じで。

と、前置きが長く成りましたが、
展示会場に到着すると、ライトダウンした会場、
(表慶館は、バロック風というのか、コロニアルな印象)
重厚な雰囲気の中、輝きをはなつ、ジュエリーの数々。

私の女心もすっかり刺激され、
目の眩む様な、宝飾品達に釘付け。

ルパン三世にでも狙われやしないだろうかとか、
要らぬ心配までしながら、胸いっぱい。
一体、今、この展示場は、総額幾らになっているんだろうか。

最近人気の、吉岡徳仁さんが監修している展示場は、
ホログラムちっくな演出が目を引いて、非常に興味深かったです。

その中でも、一番面白かった展示品。
それが、写真の『アポロ11号(月面着陸船)レプリカ』

カルティエのアポロですよ!!!!
ちょっとニヤリとしてしまいました。小粋すぎて。
しかも、金ぴかです!!!!

That's one small step for a man, one giant leap for mankind.

思わず、アームストロング船長の様な壮大な気持ちになりつつ、
展示会をすっかり堪能しました。
帰りには、迷わず、着陸船のハガキをゲット。
ハガキを写真に撮ったのでぶれぶれですが、
本物は、とっても綺麗でキュートです。

5月末まで開催中ですので、
興味ある方は是非。




Varentine Planet

今日はバレンタインデー。
大人になると、“愛を告白する日”というよりは、
“感謝を伝える日”という意味あいが強い記念日。

毎年、色んなチョコレートブランドが台頭してきて、
頭を悩ませます、が。

昨年からのお気に入りが、
FUCHER(フーシェ)というパリのブランド。

毎年この時期になると、
惑星をイメージしたチョコレートのシリーズを展開します。

ネーミングも、
“オリンポスの煌めき”や“青の惑星ガイア”など、
心をくすぐる素敵なものばかり。

写真はそのパッケージ。

今日は、
男性陣はワクワクしている頃でしょうか。

フーシェはプランタン銀座で販売中です。

そういえば、大阪中之島、リーガロイヤルホテルにある、
高級チョコレート専門店「ショコラブティックL‘eclat(レクラ)」

あそこも惑星チョコが売っていた様な。

食べるのがもったいない気がしてしまいます。




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